まず、応募時に提出したスピーチ原稿をもとに、本戦出場者を決める事前審査があります。テーマ「私の考え」に基づき、私は「コロナから教わったこと」と題してスピーチ原稿を作りました。
この事前審査の選考結果発表後、コンテスト本戦までは約2週間。本番までの短い期間で、集中して練習を行いました。文法や発音を二口先生(本学非常勤講師)にチェックしていただき、多くのアドバイスをいただきました。特に大変だったのは、原稿を暗記することです。1500字程度の長い文章を原稿を見ずに、発音や表現にも気を配りながらスピーチできるよう、完璧に覚えるのが難しかったです。
今年度の本戦出場者は14名。事前に提出した原稿をもとにそれぞれ5分間のスピーチを行い、内容・語句の使い方・発音などを審査されます。コロナ禍の影響で無観客での実施となりましたが、人前で日本語のスピーチをすることが初めてだったのでとても緊張しました。難しい挑戦でしたが、やり遂げることができたことに達成感を感じています。
また、他の参加者の発表を聞くこともでき、発音や表現力など見習いたいところが多くありました。参加したことで多くの学びがあったので、また機会があればぜひ出場したいです。