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理事長・学長挨拶

Greeting from the president

 2025年が始まり、世界はかつてないほどの変化に直面しています。戦争の行方、貿易摩擦の影響、国際経済の行く末、そして地球環境の悪化と、私たちが直面する課題は山積しています。日本国内では、物価高騰や金利上昇が進み、出生率の低下、人手不足、政治の不安定さが深刻化しています。


 一方、AI技術の進化は加速し、自動化技術の発展、新たな業務プログラムの誕生、正確性を増す天気予報、品種改良された食材、リーズナブルな革新的商品など、生活を大きく変える技術革新が進んでいます。医療技術の進歩、ICTやDXの発展、メタバースによる新たな交流やビジネスの展開も進み、変化のスピードは増すばかりです。このような時代に対応するためには、常に学び続けることが必要です。
 

 そこで、開智国際大学では「自ら考え、学び、行動する力」を育成することを重視しています。

本学では、探究型の学びを基盤とし、批判的思考(クリティカルシンキング)を養い、自らの考えを深く検証する力を育てます。さらに、論理的思考(ロジカルシンキング)を鍛え、「コミュニケーションスキル」「リサーチスキル」「自己管理スキル」「思考スキル」「社会的スキル(協調性・対人関係力)」を大学の授業を通じて伸ばしていきます。
 

 開智国際大学を卒業する学生は、探究力、クリティカルシンキング力、ロジカルシンキング力、そして戦略的学習力(学び方を考え、計画し、実践する力)が飛躍的に向上します。
そのために、本学では平均30名程度の少人数制授業を採用し、教員との距離が近く、学生同士のディスカッションやプレゼンテーションの機会を豊富に提供しています。また、データサイエンスや英語教育にも力を入れ、TOEICを無料で受験できる制度を設け、4年間英語学習アプリを活用できる環境を整えています。
 

 さらに、2024年度からは神戸親和大学との提携により、教育学部では小学校全科、中高の英語・国語・社会の教員免許に加え、保健体育・数学・幼稚園・特別支援学校教諭の教員免許も取得可能になりました。国際教養学部では、心理学の大学院進学や海外教育プログラムの共同実施も進めています。


 変化し続ける時代に挑戦し、進化を続ける開智国際大学は、小規模大学ならではの充実した学びの環境を提供します。

 皆さんの入学を心よりお待ちしています。

学長/開智学園理事長

青木 徹

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