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【交換留学生インタビュー】張 迪さん

2018/9/7

本学は中国の蘇州大学と大学間交流提携を結んでおり、本年度は前期4名、後期5名の留学生を交換留学生として受け入れています。
8月1日、Victor Gorshkov国際交流センター長が、中国・蘇州大学から本学へ交換留学をした張 迪(チョウ テキ)さんに本学での留学経験についてインタビューを行いました。

 

2017年9月より本学に1年間交換留学をした張迪さん

いつから日本に興味を持ったのですか?
大学に入学する前から日本に興味があり、蘇州大学の日本語学科に入学しました。入学後は「さくらクラブ」に所属し、同じ日本語学科の学生や、蘇州に留学中の日本人の学生と一緒に過ごしたり日本語の歌を楽しんだりして、放課後も日本語や日本文化に触れてきました。

 

1年間の留学生活はどうでしたか?
蘇州大学は大規模な学校なので、開智国際大学に初めて来たときは、蘇州と比べて「小さい!」と思いました。ですが、小規模であることがデメリットだとは思いません。広すぎないからこそ、知り合いになった人とキャンパス内で頻繁に会うことができ、そのぶん深く交流することもできる環境だと感じました。
日本語の授業や近代文学の授業などを履修し、日本語や日本文学についての理解を深められました。先生方に優しく丁寧に指導していただくことができ、少人数教育のメリットを大いに活用することができました。

 

日本での思い出を教えてください!
プライベートでの素晴らしい思い出は、友人たちと北海道や関西へ旅行に行ったことです。また、開智国際大学で空手道同好会の練習に取り組んだことも良い経験になりました。コーチのBruce Flanagan先生はとても熱心に教えてくださり、感動しました。空手道同好会の週2回の練習に、4月から1回も欠席せずに参加できたことは、私の誇りです。

 

将来の目標は何ですか?
通訳になって、世界中を飛び回ることです。開智国際大学でフランス語の授業を履修していたので、帰国後もフランス語を学び続け、中国語・日本語・英語・フランス語などを自由に操れるようになりたいと思います。
中国に帰国すると、すぐに4年生に進級します。進学か就職か、まだはっきりと進路を決めてはいませんが、まずは卒業論文の執筆に励みます。夏目漱石と森鴎外の対比について興味があるので、それをテーマにするかもしれません。

 

本学の学生に蘇州大学のPRをお願いします!
蘇州大学は蘇州市のほぼ中心にあり、上海までは車で1時間もかからない好立地です。物価が安くて住みやすい街ですし、新区というエリアには和食を提供するお店がたくさんありますので、日本人の学生も過ごしやすいと思います。
キャンパスの中で私のお気に入りは広い芝生で、フリスビーなどを使って遊ぶことができます。キリスト教風の古い建築も有名で、一部では「中国で一番美しいキャンパス」と言われています。
「さくらクラブ」のように放課後のクラブ活動が盛んで、100団体ほどあると思います。開智国際大学の皆さんもぜひ蘇州大学で勉強して、放課後には世界中から集まる留学生との交流を楽しんでほしいです。

本学の学生も蘇州大学への交換留学(半年間もしくは1年間)や短期留学のプログラム(8月に4週間程度)に参加することができますので、興味のある学生は国際交流センターまで問い合わせてください。

 

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