21stCEO(21世紀型教育機構)主催による研修会「第1回21世紀型教育機構千葉カンファレンス~真実の21世紀型教育が導く未来、予測不能な未来を拓く創造的破壊的教育を考える」を、本学にて2017年12月17日(日)に開催いたしました。
多くの皆様に足を運んでいただき、非常に充実したカンファレンスとなりました。
カンファレンス終了後、懇親会を開催。21世紀型教育に真摯に取り組む教育関係者が情報を交換し、教育界の進むべき方向性を共有する大変貴重な機会となりました。
本学理事長 青木徹
冒頭の挨拶には、本学理事長・青木徹が登壇。
開智学園の小学校から大学まで一貫した「探究型の学び」を軸に、グローバル化が進む社会の中で必要となる学びについて講演しました。
21世紀型教育機構 副理事長(三田国際学園学園長) 大橋清貫
「真実の21世紀型教育~創造的破壊の時代」
基調講演には、21世紀型教育機構 副理事長(三田国際学園学園長)の大橋先生にご登壇いただきました。
講演のキーワードは、「創造的破壊」。学校が「社会で求められる資質も時代と共に変わっていくこと」に気付くことの重要性、そして21世紀型教育に期待している中高生や保護者に「自信を持って薦められる大学」を作り育てていくというビジョンを、講衆と共有しました。
三田国際学園 教頭 田中潤
21世紀型教育機構 理事(本学客員教授) 本間勇人
”カリキュラムマネジメントに必要なツールは「地図」なのか、それとも「コンパス」なのか”という印象的な問いかけからスタートしたトークセッション。
まずは目指す教育の姿を明確にし、それを教職員全員が共有すること。そして、その指針に沿って進むべき方向を探りながら、自分たちの手で一からカリキュラムを作っていくこと。「今までやってきたこと[=ありものの地図]」にとらわれない、三田国際学園の「創造的破壊」の実践がよくわかる対話でした。
21世紀型教育機構理事(香里ヌヴェール学院学院長) 石川一郎
「21世紀型教育を牽引する教師」をテーマに、今後到来するであろう「AI時代」における先生の役割を問いかける講演でした。
その来たるべき新しい社会に対応できる力を子どもたちに授け、それが可能なように学校を変革させること。何をどのように考えるのかという「問いを立てる手法」を身につけること。
これからの教育の姿を予見し、教育界を鼓舞する講演でした。