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　２０２４年１月２３日（火）、土屋陽介 准教授（教育学部）が、千葉県立小金高等学校（２年次科目「公共」）で、「哲学対話」の出前授業を実施しました。授業には、千葉県教育委員会や近隣の高等学校の先生方も参観してくださいました。

　まず、「哲学対話」は自分たち自身で考えた「問い」や、普段はあまり考えないけれどよくよく考えてみると不思議で常識が揺さぶられるような哲学的な「疑問」について、全員で話しながらゆっくり・じっくり考えを深めていく対話の時間との説明がありました。

説明後、「どんな人でも頑張れば、どんな夢でも叶うかな？」をテーマに、「哲学対話」を実際に体験してもらいました。

「真剣に考えたことであれば、ほかの人を傷つける発言でない限り、どんなことでも自由に話してよい」「相手の話をよく聞こう」などのルールをもとに、まずは小グループで、そして最後は全員で考えを深めることができました。

　高校生の皆さんからは、「対話することが面白かった。」「様々な考えを聞くことで自分の考えが変わった。」等の感想が寄せられました。

　授業終了後には参観してくださった先生方との研究協議が行われ、「哲学対話」は学校の様々な場面で活用できる教育手法であるとの意見交流も行うことができました。