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京都国際コンファレンスに本学の学生が参加しました

2017/12/22

国際カンファレンスに本学の学生が参加

2017年12月8日~10日、京都大学経済研究所にて開催された「Kyoto International Conference and EACES-Asia Workshop: The Future of Transition Economics: Emerging Multinationals and The Historical Perspective」に、Suraj Gurung<スラジュ グルン>さん(リベラルアーツ学部 2年生)とBasu Dev Acharya<バス デブ アチャレ>さん (リベラルアーツ学部 2年生)の2名が参加しました。

左からVictor Gorshkov先生、見学に来た酒井 拓覧さん(教育学部1年生)、発表者のBasu Dev Acharyaさん、Suraj Gurungさん

 

 

この国際コンファレンスは、「欧州比較経済学会」「比較経済体制学会」「日本比較経営学会」「KIER財団」協力を得て、京都大学経済研究所共同利用・共同研究拠点の2つの共同研究プロジェクトのもとで開催されもの。

なかでも『海外直接投資の構造変化と多国籍企業の行動様式に関する研究』は、本学国際教養学部准教授のVictor Gorshkov<ビクトル ゴルシコフ>先生が代表を務めるプロジェクトです。

 

本コンファレンスには、ハンガリー、ロシア、中国、韓国、キルギス、モンゴル、日本など国内外の研究者および国連貿易開発会議(UNCTAD)の専門家が参加。

3日間にわたって、比較経済学および移行経済論の行方についての議論を戦わせました。

 

 

学生が参加したのはコンファレンス内に設けられた若手セミナーで、本学のほか、京都大学、立教大学、立命館大学の学生および院生が発表しました。

2人は「FDI in Nepal: Recent Trends and Development Prospects」というテーマで、共同報告を行ないました。

ネパールにおける多国籍企業の進出動機および戦略についてマクロ・ミクロの分析を行い、ネパールにおける海外直接投資の現状を紹介。

海外投資家がネパールでビジネス展開をするときの制約要因についても分析しました。

 

この発表は他大学の先生方からも高い評価をいただき、学生たちにとってとても有意義な経験になりました。

コンファレンス後は外国の研究者の方々と山崎ウィスキー工場を見学し、日本のウイスキー産業について社会勉強もしました。

 

※リベラルアーツ学部は今年度より改組され国際教養学部になりました

 

 

学生の感想

Suraj Gurungさん

学外の大勢の観客の前で発表するのは初めての経験でした。さらに、私たち以外の発表者は全員大学院生以上の研究者だったので、とても緊張しました。しかし、事前に発表練習をたくさんしていたので、本番では思っていた以上に力を発揮できました。練習に協力してくれた先生、クラスメイトのおかけで上手くできたのだと思います。また、他の研究者の方々の発表を聞いて、ますます経済に興味が深まりました。

 

Basu Dev Acharyaさん

今回の経験を通して、自分たちの考えを「聞いてもらう人に分かるように伝える」ことの難しさを実感しました。また、私たちが取り上げたテーマであるインドやネパールの外国直接投資に関する資料が少なく、データの収集にも苦労しました。これから勉強する人たちにも活用してもらえるように、今後さらに調べて、この発表に使った資料をもっと充実させていきたいです。

 

酒井 拓覧さん

専門用語が多く、英語を聞き取れても内容を理解することに苦労しました。海外の研究者や企業の方々と英語で話せたことも刺激的でしたが、発表を通して他国の経済状況などを知り「日本」という国を他と比較して見られるようになったことが大きな発見です。自分にとって当たり前の存在だった日本に、改めて興味を覚える機会となりました。

 

 

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