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中等教育専攻について

Education major

中等教育専攻 [国語]

優れた専門性と実践力を備えた、中学校・高等学校の国語科の教員を育成します。

充実した専門科目や併設校の協力のもと、理論と実践のバランスのとれた教育を行います。

併設校でのインターンシップ体験により、教育現場での即戦力を養成します。

国語コースの学びの特長

今求められている人材は、子どもたちの思考力・判断力・表現力を育むために、課題探究型の学習、協働的学びなどがデザインできる、実践的指導力を有する教員です。本学ではこの実践的指導力を身につけるために、以下の取り組みをしています。

 

①論理的日本語表現力を高める

1年次に、論理的日本語表現に関する科目を用意し、自分の考えを大切にしながら論理的に意見を述べる能力、目的や場面などに応じて適切に表現する能力、目的に応じて的確に読みとる能力をグループワークを通して育成します。

②アクティブ・ラーニング型の学び

教科に関連する科目では、ディベートや議論を通して自分の意見を発信する力を養うとともに、相手の主張に耳を傾け相手の論点を理解した上で、自分の考えを整理し主張する力を育成する環境を整備し、実践的指導力を高めます。

③教科の専門性を高める

いずれの科目も思考力・判断力・表現力が身につくように、学習指導案の分析、模擬授業、演習を交えた授業を展開します。教職に関する科目と教科に関する科目の担当者が協力して、段階を踏んで実践的指導力が養われるようにカリキュラムが編成されています。

④インターンシップでの体験学習

大学での専門的な教育理論と実践の学習に加えて、併設校でインターンシップを体験します。今日の、生徒や教育のあり方についての適切な理解、教職に対する情熱、教科指導のための知識、技能等を得ることができ、社会の変化に柔軟に適応できる教員を養成します。

⑤英語力のある国語の教員

1・2年次必修のインテンシブな英語の授業により、英語もできる国語の教員を輩出できるという他学には見られない特長があります。直接的に事柄を表現する英語と、やや婉曲的に表現する日本語の言語的特徴を理解することは、国語の指導に有益であると考えます。

中等教育専攻 [英語]

アクティブ・ラーニング型の英語の授業が英語で展開できる、魅力的な教師を育成します。

充実した科目群や併設校の協力のもと、確かな英語運用能力と専門知識を実践的に身につけます。

人と人との関係性を重視した授業や実習を4年間継続することで、対話力や人間力を高めます。

英語コースの学びの特長

グローバル社会を生き抜くためには、互いの意見を英語で自由に交換できる能力が必要です。
これからの英語教師には、このような能力を持つ人材を育てることが求められています。
本学では、このような現代社会の要請に応えられる英語教師を育成するために、以下の取り組みをしています。

 

①確かな英語運用能力の構築

ネイティブ・スピーカーの先生方が英語で教える習熟度別少人数クラス編成の「英語」を初め、多様な英語の授業を通して、文法的な確認を行いながら4技能(読む、書く、話す、聞く)に磨きをかけ、適切な英語を軽やかに使いこなせる確かな英語運用能力を構築します。

②英語の教師に相応しい専門知識の修得

様々な国の「文学」や「生活と文化」、「英語学概論」や「英文法」などの授業を通して、国際感覚を養いながら、英語の背後にある歴史や文化への知識や関心を高め、また、多様な人間の思想や想いに触れることを通して、魅力的な教師の基本となる、より豊かな人間性を育みます。

③アクティブ・ラーニング型の教授法の修得

アクティブ・ラーニング型の英語の授業を受講することで、その有効性を自ら体験しながら、教授法を修得します。ここで得られる知識や体験は、「英語科教育法Ⅰ~Ⅳ」などの教職科目の中でも有効に活用され、さらに深められることになります。

④英語で行うインターンシップ

併設校の開智日本橋学園中学校には、大半の授業を英語で行っているコースがあります。英語コースの学生は、このコースでネイティブ・スピーカーの先生とチームを組みながら、英語で授業を行うインターンシップに参加することが出来ます。

⑤社会でも通用する総合的な人間力の育成

「確かな英語運用能力」やそれを支える「専門知識」、自ら解決を見出していく「アクティブ・ラーニング型の授業」を修得する英語コースの学びは、グローバル化が進む社会を逞しく生き抜き、より豊かで、より充実した人生を送るために必要となる、総合的な人間力を育みます。

中等教育専攻 [社会]

現代社会を取り巻く状況を多角的に分析し、自ら課題を設定して探究できる教員を育成します。

地理・歴史・公民の各領域を横断的に学ぶことで、現代社会に対する理解と問題解決の思考力を深めます。

探究的で対話的な手法を用いた社会科授業の具体的な実践方法を身につけます。

社会コースの学びの特長

変化の激しい時代を生きる私たちは、さまざまな社会問題について多角的・批判的に情報を集め、自ら考え判断していくことが求められています。本学では、このような市民を育てる重要な使命を帯びた、現代社会の要請に応えられる社会科教員を育成するために、以下の取り組みを行っています。

 

①確かな教養と専門知識の修得

1~2年次を中心に、歴史・地理・政治・哲学といった幅広い領域の概説授業を履修し、中学校・高等学校の社会科教員として必要不可欠な専門知識と、確かな教養を身につけます。2年次以降は特論授業も履修し、教科内容の専門知識をさらに深めていきます。

②領域横断的で総合的な思考力と判断力の育成

「ESD-SDGs特論」などの授業の履修を通して、現代社会の諸問題を地理・歴史・公民の各領域を横断しながら分析・考察する方法を修得します。また各種総合論の授業を通して、さまざまな学問領域の知見を社会系各教科の枠組みの中で総合的に理解する視点を獲得します。

③豊かな国際性と現代的な人権感覚の涵養

グローバル社会を生きる社会科教員として、真の国際性と現代的な人権感覚を身につけます。本学の強みである「国際大学」ならではの世界各地の留学生との交流を通して、異文化やマイノリティを尊重する感性を養い、多様性を認め合う豊かな人間性を育みます。

④探究的で対話的な授業実践力の向上

「中等社会科探究学習論」「国際バカロレア特論」などの授業を履修し、併設校で長年に渡って取り組まれているさまざまな探求型授業の実践例から学ぶことを通して、「生徒自身が課題を設定し、対話を通して探究を深めるアクティブ・ラーニング型の社会科授業」を実践するための具体的な方法論を身につけます。

⑤インターンシップでの体験を通した実践的指導力の育成

併設校や地元の学校でのインターンシップに1年次から参加することで、学校現場に親しみ、教育者としての意欲や心構えを育みます。実際に生徒と向き合う体験や、そこで気づく課題などを4年次の教育実習に繋げていくことで、現場の教員に求められる実践的な指導力を4年間かけて磨いていきます。

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