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教育専攻について

Education major

初等教育専攻

「子どもたちは“無限の可能性”を持っている」といわれています。

授業が楽しいから、学ぶことが好きになる。

どのように学べばよいかわかるので、自分で学ぶことができる。

「なぜ」を解決する仕方を学ぶと、もっと「なぜ」を勉強したくなる。

この可能性を育て生かす学びが、開智国際大学の初等教育課程で始まります。

小学校教員に求められる力

小学校教員に求められる力

①子どもの目線で物事を見て、感じとれる教員

社会の事象、出来事などについて、「自分が子どもだったらどう考え、どう感じるだろう」こんなことを授業の中で考える場を多く設定していきます。そして子どもの目線に立った見方、感じ方ができる教員としてスタートできるようにしていきます。

②子どもの夢を共有できる教員

「将来は英語を使って外国と日本を行き来する仕事につきたい!」「いつも人にやさしく接することを大事にして、福祉関係の仕事をしたい!」子どもたちはさまざまな夢を持っています。その実現に向けて、自分から課題解決をして行動をする力が子どもに付くような指導方法を授業で身につけていきます。

③子どもと一緒に活動できる教員

子どもが信頼を寄せる先生、それは自分たちと一緒に汗を流し、いつも側にいて、一人ひとりの心に思いを寄せてくれる先生です。教科学習だけでなく、特別活動、学校行事など、あらゆる学校生活の中で、子どもと信頼関係を築くために、教員としてどのように動いたらいいのかを授業の中で考えていきます。

④子どもの発見、驚きを共有できる教員

「先生、ここにこんな虫がいたよ!」校庭の草花に潜んでいる虫に子どもたちは喜びます。「ほんとだ、何の虫かな?」先生が自分と共に見つけて喜ぶ姿を子どもは求めます。常に好奇心を持つことを大切にすることを授業で学んでいきます。

⑤学級内のさまざまな出来事に柔軟に対応できる教員

子どもたちの日常生活ではトラブルが頻繁に起きます。生身の人間である以上、本に書いてある通りにはなかなか解決できません。学校現場の経験豊富な大学教員が、実際の子どもたちの生活や教員の効果的な指導を紹介することで、授業を通して適切な指導、柔軟な対応の仕方が学べます。

教科の教育

[国語]

「聞く」「読む」を通し他者の意思を的確に理解する力、「話す」「書く」を通し自分の意思をしっかりと表現する力、クリティカルシンキング能力、言語能力、創造力、構想力などのもとになる「思考する力」を、国語の授業を通して児童にどう学習させるかを学びます。

[社会]

身近なこと、家族、地域社会・産業、交通、歴史、公共機関などを知識として学ぶだけでなく、「これはどうして必要なのか」「なぜこうなっているのか」「過去、現在、未来とどうかかわっているのか」「自分の責任は」などを児童に探究的に学習させる方法を学びます。

[算数]

「どうしてそうなるのか」「どうしたらできるのか」など算数の本質(構造)を考える探究型の授業で、計算力や数・図形等の知識やスキルを身につける方法を学びます。

[理科]

「何だろう」「どうなっているのだろう」「なぜだろう」を、身のまわりのことから地球、宇宙レベルまで、調査、観察、実験などを通して、仕組みや原理や知識の獲得の仕方などを、探究型で学習させる方法を学びます。

[英語活動]

英語活動を英語で指導できるように、英語力を身につけるとともに、さまざまな活動を通して英語を使うことや、ドリル等の教材を使って児童に英語を学ぶ楽しさを知ってもらうための教育法を学びます。

[実技科目]

音楽、図工、体育、家庭などの実技科目は教師自身がどの教科も指導できるように実技を学ぶことを行います。
併せて、子どもたちが主体的に活動できる授業を行えるように、教育法を学び授業実践力を高めます。

[道徳]

ルール、マナー、モラル、人間としてのあり方を、ワークショップや哲学対話の手法で指導できるように、これらの指導法を学びます。

中等教育専攻[国語]

優れた専門性と実践力を備えた、中学校・高等学校の国語科の教員を育成します。

充実した専門科目や併設校の協力のもと、理論と実践のバランスのとれた教育を行います。

併設校でのインターンシップ体験により、教育現場での即戦力を養成します。

国語コースの学びの特長

今求められている人材は、子どもたちの思考力・判断力・表現力を育むために、課題探究型の学習、協働的学びなどがデザインできる、実践的指導力を有する教員です。本学ではこの実践的指導力を身につけるために、以下の取り組みをしています。

 

①論理的日本語表現力を高める

1年次に、論理的日本語表現に関する科目を用意し、自分の考えを大切にしながら論理的に意見を述べる能力、目的や場面などに応じて適切に表現する能力、目的に応じて的確に読みとる能力をグループワークを通して育成します。

②アクティブ・ラーニング型の学び

教科に関連する科目では、ディベートや議論を通して自分の意見を発信する力を養うとともに、相手の主張に耳を傾け相手の論点を理解した上で、自分の考えを整理し主張する力を育成する環境を整備し、実践的指導力を高めます。

③教科の専門性を高める

いずれの科目も思考力・判断力・表現力が身につくように、学習指導案の分析、模擬授業、演習を交えた授業を展開します。教職に関する科目と教科に関する科目の担当者が協力して、段階を踏んで実践的指導力が養われるようにカリキュラムが編成されています。

④インターンシップでの体験学習

大学での専門的な教育理論と実践の学習に加えて、併設校でインターンシップを体験します。今日の、生徒や教育のあり方についての適切な理解、教職に対する情熱、教科指導のための知識、技能等を得ることができ、社会の変化に柔軟に適応できる教員を養成します。

⑤英語力のある国語の教員

1・2年次必修のインテンシブな英語の授業により、英語もできる国語の教員を輩出できるという他学には見られない特長があります。直接的に事柄を表現する英語と、やや婉曲的に表現する日本語の言語的特徴を理解することは、国語の指導に有益であると考えます。

中等教育専攻[英語]

アクティブ・ラーニング型の英語の授業が英語で展開できる、魅力的な教師を育成します。

充実した科目群や併設校の協力のもと、確かな英語運用能力と専門知識を実践的に身につけます。

人と人との関係性を重視した授業や実習を4年間継続することで、対話力や人間力を高めます。

英語コースの学びの特長

グローバル社会を生き抜くためには、互いの意見を英語で自由に交換できる能力が必要です。
これからの英語教師には、このような能力を持つ人材を育てることが求められています。
本学では、このような現代社会の要請に応えられる英語教師を育成するために、以下の取り組みをしています。

 

①確かな英語運用能力の構築

ネイティブ・スピーカーの先生方が英語で教える習熟度別少人数クラス編成の「英語」を初め、多様な英語の授業を通して、文法的な確認を行いながら4技能(読む、書く、話す、聞く)に磨きをかけ、適切な英語を軽やかに使いこなせる確かな英語運用能力を構築します。

②英語の教師に相応しい専門知識の修得

様々な国の「文学」や「生活と文化」、「英語学概論」や「英文法」などの授業を通して、国際感覚を養いながら、英語の背後にある歴史や文化への知識や関心を高め、また、多様な人間の思想や想いに触れることを通して、魅力的な教師の基本となる、より豊かな人間性を育みます。

③アクティブ・ラーニング型の教授法の修得

アクティブ・ラーニング型の英語の授業を受講することで、その有効性を自ら体験しながら、教授法を修得します。ここで得られる知識や体験は、「英語科教育法Ⅰ~Ⅳ」などの教職科目の中でも有効に活用され、さらに深められることになります。

④英語で行うインターンシップ

併設校の開智日本橋学園中学校には、大半の授業を英語で行っているコースがあります。英語コースの学生は、このコースでネイティブ・スピーカーの先生とチームを組みながら、英語で授業を行うインターンシップに参加することが出来ます。

⑤社会でも通用する総合的な人間力の育成

「確かな英語運用能力」やそれを支える「専門知識」、自ら解決を見出していく「アクティブ・ラーニング型の授業」を修得する英語コースの学びは、グローバル化が進む社会を逞しく生き抜き、より豊かで、より充実した人生を送るために必要となる、総合的な人間力を育みます。

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