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授業「インターンシップ」インタビュー

開智国際大学では3年生を対象に、キャリア教育の一環として「インターンシップ」という授業を設けています。この授業ではビジネスマナーの基本を身に付けるほか、夏休みを利用してインターンシップ(実習)に参加します。
このインターンシップを体験してきた学生4名にインタビューしました。

 

実習先/柏市役所
地域のために働く職員の方々と出会い、「私も市役所で働きたい」という気持ちがとても明確になりました。

滝本 彩さん

(リベラルアーツ学部3年)
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実習先/千葉トヨペット
営業の仕事に同行させてもらった時、お客様との関係を大切にすることが仕事の成果にもつながると感じました。

ARAI FERNANDES ALEXSANDERさん(リベラルアーツ学部3年)
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実習先/東横INN(柏駅西口)
実際にお客様と接することで、「自分に足りない力」を意識するとともに、「強み」に気付くことができました。

MAHANTHE BELLANTHUDAWALAGE SACHINI KALPAさん(リベラルアーツ学部3年)
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実習先/東京国立博物館、千葉県立中央博物館
学芸員を目指す中で、知識だけでなく、自分ならではの視点や人とのつながりも大切にしたいと思えました。

村松 大輔さん

(リベラルアーツ学部3年)
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滝本 彩 さん
リベラルアーツ学部3年
実習先/柏市役所

-参加するインターンシップを選んだ理由は?
私は高校・大学と柏市に通学しています。お世話になった地域に恩返しをしたいと思い、市役所の仕事に興味を持っていました。普段目にすることができるのは、受付など市役所業務のほんの一部。実際に働いている現場に行って、働くイメージをより具体的にしたいと考えました。

-インターンシップで印象に残ったことは?
職員と住民の方々の距離がとても近く、アットホームな雰囲気だったのが印象的でした。「この手続きがしたい」と聞いて、他にも必要な書類を教えてあげたり、親身になっているのが伝わってきました。私も窓口業務を体験させてもらったのですが、税金の手続きなどはとても難しく、分かりやすく説明するためにもっと勉強しなくてはと思いました。私は窓口で地域の方に接する仕事がしたいと思っていたので、志望する気持ちがより明確になりました。

-インターンシップを通して学んだことを教えてください。
目標に向かって行動することです。私は市役所の職員を志望していましたが、「今から公務員試験の勉強を始めて間に合うかな」と不安を感じていました。しかし、インターンシップを経験することで、「絶対にここで働きたい」という気持ちが明確になりました。職員の方にも「頑張って」と背中を押してもらい、今は迷いなく目標に向かって勉強しています。

-これからこの授業を受講する後輩へ向けてメッセージをお願いします。
どうしたら良いか迷ったり、不安になることがあったら、何か一つでも行動してみることをおすすめします。私も迷いがありましたが、インターンシップに参加したことで、自分の気持ちが明確になりました。この授業は「何か行動してみる」ことを後押ししてくれると思います。

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ARAI FERNANDES ALEXSANDER さん
リベラルアーツ学部3年
実習先/千葉トヨペット

-参加するインターンシップを選んだ理由は?
大学の職員の方の話を聞いて、車の販売に興味を持ったのがきっかけです。もともと車好きという訳ではなかったのですが、面白そうだな、どんな仕事なのか具体的に知りたいな、と感じました。
また、コミュニケーション力を向上させたいという思いもあり、他大学の学生と関われそうなインターンシップを選びました。

-インターンシップで印象に残ったことは?
営業に同行したり、他大学からの参加者とグループワークをしたり、様々なプログラムを経験しました。一番難しかったのは、最終日に行ったプレゼンです。好きな車を選んで試乗し、その車種の良さを発表するのですが、緊張で言葉に詰まってしまいました。大勢の人の前で発言することに慣れて、プレゼン力をつけなければと感じました。

-インターンシップを通して学んだことを教えてください。
お客様との関係づくりを大切にすることです。実際に営業に同行させていただいた際には、お客様の自宅の車庫が変わったことに気付いて話題にするなど、一人ひとりと丁寧に向き合っていることが感じられました。そしてその信頼関係が、売上にもつながっていました。これから私がどんな仕事に就いたとしても、必ずお客様がいます。その相手との関係をより良いものにすることが、成果にも結びつくのだと感じ、大切にしたいと思いました。

-これからこの授業を受講する後輩へ向けてメッセージをお願いします。
私は「どんな職業に就きたいのか」がまったく決まっていなかったので、真剣に考える機会になればと思い、この授業を受講しました。自分だけではインターンシップに参加するきっかけを掴めずにいたと思うので、授業として取り組めたのは良かったと思います。「何かしなければ」と思いつつ何をすれば良いか分からない人は、この授業から始めてみてください。

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MAHANTHE BELLANTHUDAWALAGE SACHINI KALPA さん
リベラルアーツ学部3年
実習先/東横INN(柏駅西口)

-「インターンシップ」の授業で役立ったことはありますか?
私は留学生なので、「日本のビジネスマナー」に自信がありませんでした。インターンシップに行く前に、授業で詳しく学ぶことができて心強かったです。また、私は日本語で話すことはできますが、文章を書くことは得意ではありません。自己PRや履歴書を作成するときも先生に添削してもらい、何度も書き直しました。面接の際には、キャリアセンターでも練習させてもらい、本番に挑みました。

-参加するインターンシップを選んだ理由は?
以前からサービス業に興味がありました。特に「ホテル」を志望したのは、私自身が日本のホテルに宿泊した際、とても素晴らしい接客だと感じたからです。自分もサービスする立場に立ち、職場の雰囲気や仕事内容を知りたいと思いました。

-インターンシップで印象に残ったことは?
担当業務の多様さです。職員一人ひとりがオールラウンダーとして働くため、掃除や部屋のメイキング・フロントから事務に至るまで、全てのことができなくてはなりません。そんな多様な業務の中で特に大変だったのは、チェックイン前の部屋の点検。13階から1階までの客室を階段を使って回る、体力的にも厳しい仕事でした。

-インターンシップを通して学んだことを教えてください。
お客様と接する仕事をするためには、「敬語」を使いこなす力が必要だと強く感じました。咄嗟に使えないことも多いので、もっと勉強したいです。
一方で、私の”強み”に気付く機会もありました。外国人のお客様に私が英語で対応したところ、とても喜んでもらえたのです。私は将来、ホテルや空港などで人に接する仕事をしたいと考えています。外国からのお客様はこれから更に増えると思うので、コミュニケーション力と英語力を活かしていきたいです。

-これからこの授業を受講する後輩へ向けてメッセージをお願いします。
日本のビジネスマナーを学べる、とてもためになる授業です。日本企業のインターンシップに参加できるのも貴重な機会だと思います。特に留学生の皆さんにお勧めします!

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村松 大輔 さん
リベラルアーツ学部3年
実習先/東京国立博物館、千葉県立中央博物館

-「インターンシップ」の授業を受講した理由を教えてください。
アルバイトの経験がなかったので、就職する前に少しでも社会経験を積みたいと思っていました。「学芸員になりたい」という明確な目標があったため、社会経験も兼ねて博物館のインターンシップに参加できれば、と考えてこの授業を受講しました。

-インターンシップで印象に残ったことは?
子ども向けのイベントでアシスタントをしていた時、子どもならではの視点・考え方に驚かされました。作品を紹介する時、私は「いかに貴重か」「どこがすごいのか」を伝えたいと考えていました。ところが子どもたちは、「何か話してるみたいに見える!」など、自由な発想で作品を楽しみます。学芸員は知識の普及や教育といった役割も担っているので、視点の違いを体感できたことは勉強になりました。

-インターンシップを通して学んだことを教えてください。
一つは、自分の歴史知識の浅さです。ほかの参加者が史学部の学生や大学院生だったこともあり、知識不足を痛感しました。
もう一つは、人はそれぞれ自分にしかない良さを持っているということ。インターンシップの作業中、私より遥かに知識を持った人たちが、私が作成した資料を「この発想はなかった」と褒めてくれました。私が子ども達から刺激を受けたように、自分にしかない視点が役立つのだと気付き、自信が持てました。

-これからこの授業を受講する後輩へ向けてメッセージをお願いします。
社会勉強と思って参加したインターンシップですが、考えていた以上の収穫がありました。特に大学外のコミュニティーと出会えたことは、とても良かったと思っています。インターンシップには同じ職種に興味を持った仲間が集まります。経験と同時に、今後も大切にしたい人とのつながりを見つけられますよ。

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