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交換留学生インタビュー K.K(蘇州大学)

本学は国内外の複数の大学と大学間交流協定を結んでいます。2024年2月から1年間、中国の蘇州大学へ交換留学した学生にインタビューしました。

中国の蘇州大学へ1年間留学(2024.2~2025.2)

柄木田康祐さん

― 留学を決めたきっかけは何ですか?

第二外国語の授業で中国語の技能に手応えを感じたこと、また、現在の中国に興味を感じていたことがきっかけです。

―授業や生活はどうですか?

朝8:45から授業が始まり、90分の必修講義を2コマ午前中に受講します。基本的に毎日、1限・2限の授業があります。

その後、13:30から選択授業を受講します。選択授業は学生の自由選択で、選択しないことも可能です。

大学内にある寮で生活していて、留学生は基本的に2人部屋です。日本人なら、アジア圏の学生と共同生活することになります。食堂は寮の近くにあり、1食200円から400円程度かかります。

―日本の大学生活と比べて、一番違うことは何ですか?

「キャンパスの中で生活する」という点が一番の違いです。スーパーやコンビニ、食堂はすべて大学のキャンパス内にあるので、留学中はほとんど大学の中で過ごすことになります。

例えば、授業棟のある天賜庄校区は57.5ヘクタールなので大体ディズニーシーと同じ広さです。もちろんキャンパスの外で暮らすこともできますが、寮から通うのが圧倒的に近いので、もし留学する場合は寮で生活することをお勧めします。

―留学前、不安はありましたか?

留学前は、日本人という理由で差別されることを不安に思っていました。しかし、実際に留学してみると一切差別はなく、良い意味で面食らいました。昨今、日本人に対する憎悪犯罪が増えているように、やはりごく一部の人は日本に対して攻撃的な考えを持っていることは事実です。ですが、ほとんどの人が友好的で、安全に生活できると感じました。
私の場合は休み期間によく旅行をしていたので、トラブルに巻き込まれる可能性も考慮して防犯ブザーの携帯など、防犯対策をしていました。基本的に差別は無い状況でも、外国にいることを意識して、しっかり対策することが大切です。

―これから留学を考えている学生へアドバイスをお願いします

留学の要件に「語学力」(HSK、TOEICなど)の基準がありますが、まったく気にしなくて大丈夫です。クラスが6、7段階に分かれているので、一から中国語を学ぶ事も可能です。留学に必要な費用として、寮費、生活費、航空券の代金がかかりますが、物価が日本よりも安いので、日本で一人暮らしするよりも安価です。少しでも興味があれば、ぜひ挑戦してみてください!

2025年3月時点の内容です。

本学の学生は、所定の要件を満たせば蘇州大学への交換留学(半期もしくは1年間)ができます。興味のある学生は国際交流センターまで問い合わせてください。

Soochow University(蘇州大学)

蘇州市のほぼ中心、上海までは車で1時間もかからない好立地にある蘇州大学は、本学と最も活発に交流してきた提携校の一つです。
1900年に設立され、3つのキャンパスに約4万人の学生が通うとても大規模な大学です。
日本人街が近くにあり、日本人学生にとって生活しやすいエリアであると言えます。
交換留学プログラムに参加するためには、蘇州大学が定める中国語能力の基準を満たす必要があります。

中国(蘇州)
江蘇省蘇州市十梓街1号
http://www.suda.edu.cn/(外部サイト)
長期留学(半期もしくは1年間)、短期語学研修

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