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教育学部の特長

Department of Education

教育の目標

教育を通して社会に貢献する使命感を持ち、
教育に対する深い理解と専門的な知識並びに実践的指導力を有し、
新しい教育的な課題に対応できる教育者の養成

開智学園は「自分で考え、推論・創造する思考力と発信力を育成する」「信念を持ちつつ、他者に共感できる豊かな人間性を育成する」「多面的に考え、世界平和に貢献できる専門性と精神を持った人材を育成する」という3本の柱を教育理念とし、小・中・高一貫教育を行っています。
本大学でも同様な理念をもち、開智学園の小学校・中学校・高等学校と協力し、様々な教育的な試みを通して「教育を通して社会に貢献する使命感を持ち、教育に対する深い理解と専門的な知識並びに実践的指導力を有し、新しい教育的な課題に対応できる教育者の養成」を行っていきます。

教育学部の教育課程の構造(教育目標と教師として獲得する能力)

開智国際大学の目指す教員像

科学技術の発展やグローバル化の影響を受けて、日本の教育が大きく変わろうとしています。さまざまな価値観が交錯し、変化の激しい複雑な社会状況の中で、学校には、多様な家庭から多様な文化的背景をもった児童や生徒が集まっています。グローバル化や高度情報化、少子高齢化など社会の急激な変化は、子どもの発達や教育にも大きな影響を与えています。このような時代背景のなかで、教育者が備えるべき資質・指導力は従来とは様相を異にします。
これからの教育を担う教員に最も必要な力は、一方的に教科等を教える力ではなく、「児童・生徒が自ら学び、考え、行動できる力」を引き出し、育てることのできる、アクティブ・ラーニング(以後、ALとする)型の学びに精通した実践的な指導力です。
また、授業活動全体を通じて、一人ひとりの児童生徒と向き合って話を聴き、全人格的な交わりの中で指導していく能力は、従来以上に必要とされます。学級はいつも平和とは限らず、日常的に発生する児童・生徒間のトラブルにも、保護者対応にも、状況を見極め判断し行動する力が求められます。相手を理解し受け容れる姿勢、相手の話を聴き、助言する力が教員には必要不可欠です。同僚教員との関係も、仕事を円滑に進める上で重要です。すなわち、教員には「人間力」が求められます。
そこで、「教職に対する強い情熱と教育の専門家としての確かな力量を持ち、総合的な人間力を兼ね備えた教員や教育者の養成」を目的として、開智国際大学が目指す教員像を定めました。

日本の教育的課題とディプロマポリシー

従来の日本の教育は、知識を伝達教授する学びが中心でした。学習者である児童・生徒は教師(指導者)から知識や計算・問題処理のやり方を教えてもらい、知識を覚え、繰り返し練習することが学びでした。常に与えられたことをまじめに学習し、知識の量を増やし、答えが一つしかない問題に対する処理能力を求める試験でよい成績をとることが評価の対象となっていました。
OECDが3年ごとに15歳の生徒に実施しているPISA調査において、平成24(2012)年の調査では平成21(2009)年より日本の全般的な学力は大幅に改善し、国際的な順位が高くなったものの、日本の児童・生徒の弱点は、
1.「修得した知識や与えられたデータを活用して、深く考えて解く問題」「与えられた問題に対して、自分の意見を述べること、自由作文を書くこと」であり、また、記述問題では、白紙の回答が多いこと。
2.一方的に教えられる受動的な学習を通して育った児童・生徒たちの学習に対する意欲や、将来に対する希望や志といった点が、他の国と比べ低い結果になっている。

そこで、日本の学校は、日本の素晴らしい教育の良さを生かしつつ、児童・生徒が自ら考え、自ら学び、自らの責任で行動できる力や豊かな人間性を育み「生きる力」を育成する教育を行わなければなりません。そのためにICTを活用したAL型の学びを通して、児童生徒が主体的に学ぶ授業ができる教育者の育成が急務です。
そのため、本学では数年前からAL型授業に取り組み、ICTの活用も開始しました。さらに、併設校である開智日本橋学園中学校は国際バカロレアの中等教育プログラム(MYP)の候補校であり、開智望小学校は国際バカロレアのPYPの候補校として、AL型授業を積極的に推進しています。これらの取り組みをさらに進化発展させるとともに、本大学が目指す教員像に即した学校の教師、教育者を育成するために次のようにディプロマポリシーを定めました。

教育学部のディプロマポリシー(学位授与に必要な獲得する資質・能力)

開智国際大学教育学部は「教育を通して社会に貢献する使命感を持ち、教育に対する深い理解と専門的な知識並びに実践的指導力を有し、新しい教育的な課題に対応できる教育者の養成」という目標の下、本学のめざす教員像に即したディプロマポリシーに基づき、教育を通して社会に貢献していく教育者としての使命感と情熱、意欲を持ち、そのために必要な資質、学力、能力をそなえ、所定の単位を取得した学生に学位を与える。
a.基本的な学力、国際的な視野、教養、知性を伸ばし、併せて、社会貢献する強い意志と倫理観を身につけている。
b.コミュニケーション力、情報収集・活用力をのばし、自律的に学ぶ力、自己研鑽力を身につけている。
c.児童・生徒理解ができ、自己理解、他者理解ができる心理学的なスキルを修得している。
d.専門的な教育学の知識全般を修得し、クリティカルシンキング、創造的思考力、問題解決力を身につけている。
e.「アクティブ・ラーニング」「ICTの活用」「実践的道徳教育」「特別に支援の必要な児童生徒への対応」などの指導力を身につけ、初等教育専攻のものにあっては「さまざまな教科の幅広い知識と指導力」、中等教育専攻のものにあっては「専門の教科に関する高い知識と指導力」を修得している。

カリキュラムポリシーと講座(授業科目)

カリキュラムポリシー
第1期

1セメスター
教職への意欲向上期(1年次前期)

教育の理念や歴史・思想、教職の意義や教員の役割を理解し、教員について具体的なイメージを獲得した上で、教職課程で積極的に学ぼうとする意欲を持つ。

第2期

2セメスター
学校教育理解期(1年次後期)

児童・生徒の心身の発達を理解し、状況に応じた学習指導、生徒指導ができるように教育課程の編成に関する理論・知識を修得する。

第3期

3・4・5セメスター
基礎的教育実践力養成期
(2年次前期~3年次前期)

2年次より本格的に履修が始まる「教職科目」や、各教科の教育法の授業において、4年次で行う教育実習に向けて、学校現場の観察、学習指導案の作成、模擬授業を行い学習指導、生徒指導に関する実践的指導力を養成する。

第4期

6・7セメスター
発展的教育実践力養成期
(3年次後期~4年次前期)

教育実習に向けて、教科専門科目を徹底的に学習するよう事前指導を行い、実際に教育実習を経験する中で、教員として必要な資質能力を理解する。さらに新しい教育課題を探求する力を養成する。

第5期

8セメスター
自発的自己研鑽期(4年次後期)

教育実習も含めた、教職課程の総まとめを行う。

教育学部専任教員及び2017年度の授業を担当する教員一覧

4月から教育学部で教育に当たる教育学部所属専任教員と他学部所属の兼担教員をご紹介いたします(非常勤教員は後日ご紹介いたします)。

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